感情認識AI BlueSkeye AI 一般産業向け
アプリケーション2>
ユーザの客観的かつ定量的な反応を得て、製品の研究開発に寄与
一般消費材・コンシューマープロダクツを手掛ける大手企業では、消費者科学や研究開発部門でこの技術が使われています。
従来、一般商材や食品のユーザテストは、ユーザが主観的に評価した結果に基づいて行われていました。しかし、主観的な評価は先入観や心理的状態の影響を受けやすく、時間の経過とともにユーザの反応を測るのは難しいものでした。BlueSkeye AIの感情認識AIを使うと、ユーザが製品を使用している最中の感情を客観的かつ定量的に判断できるだけでなく、使用前後や途中での感情の変化も測定することができます。
感情認識AIで妊娠・育児サポートするアプリAvocado App
2021年、BlueSkeye AIはイギリスでスマートフォンアプリ「Avocado」をリリースしました。
Avocadoは、妊娠中および産後の母親たちがさまざまなインタラクティブな活動に取り組むことで、気分の変化を自動的に評価・対応するアプリです。スマートフォンのカメラを使って顔の表情や声を記録し、うつ状態などの検知を行います。このアプリは既に25万人に利用されています。
製薬・医療業界での感情認識AIの活用
BlueSkeye AIの感情認識AI技術は海外の製薬会社おいて、慢性疾患、不妊治療といった健康領域に関する特定のデジタルバイオマーカーの調査に使用されています。
- 気分の管理を改善
- セルフケアの促進
- 治療中の精神状態の理解を深める
- 気分の低下を引き起こす要因を理解する
- 治療による潜在的な副作用の理解
- 異なる地域における集団の健康に関する洞察
ソフトウェア
- B-Social(福祉・介護ロボット)
- 福祉・介護ロボットで試験的に導入されており、利用者の表情や感情をモニタリングすることで、利用者に対するサービスや健康管理の向上を目指しております。
- B-Automotive(車室内モニタリング)
- 世界的な自動車メーカと連携し、車室内のセンシングを検証しています。
- 表情筋の動き、視線の方向、仕草、声のトーンなどを継続的にモニタリングすることで、行動の微小な違いを検出します。そのデータをもとに車室内の環境と連動させる事で、ドライバーや乗客の気分を維持・向上させ、より安全かつリラックスした環境の提供を目指しています。
- 2024年7月のユーロキャップの法改正にともなって眠気検知の検証を完了しました。詳しくはこちら
製品紹介動画
BlueSkeye AI社の感情認識AIは単一の感情を測るものではなく、感情の移り変わりとその速度、大きさなどをリアルタイムに検知することが可能です。下の動画では、人間の表情から感情の移り変わりを認識しロボットとの相互作用の例を示しています。
メーカー紹介
ブルースカイ エーアイ社(Blueskeye AI)
Blueskeye AI社は英ノッティンガム大学における18年の研究期間を経て、2019年にスピンアウトした企業です。BlueSkeye AI社は、顔や音声を利用して臨床的・医学的に関連性のある行動を理解することで、他社と異なった角度からアプローチを測る、マルチモダリティを融合させた唯一の企業です。この技術は、この分野の世界的権威であるMichel Valstar教授が主導し、15,000回以上引用された論文、確固たるエビデンスに基づく研究に基づいて構築されています。有効性と安全性を証明するために、大規模な臨床試験と調査を実施し、現在も継続しています。
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