2025.02.21
感情認識AIのパイオニア BlueSkeye AI、2件の米国特許を取得— 共感型AI技術とプライバシー保護で新たな一歩
お知らせプレスリリース
弊社が国内代理店を務める感情を認識するAI技術を提供するBlueSkeye AI(本社:イギリス)は、米国特許番号 12,135,943 および 12,154,313 の2件の特許を取得したことを発表しました。
今回の特許は、共感的な言語モデルおよびプライバシーを保護する人工知能に関する重要な技術革新が予見されます。本特許の取得により、同社の最先端AI技術分野におけるリーダーとしての地位をさらに確固たるものとしています。
取得特許の概要
特許1:ユーザーの感情を踏まえた大規模言語モデルAI技術(LLMs) (特許番号 12,135,943)
この技術は、AIがユーザの表面的な感情や精神状態を考慮し、より人間らしい共感を通して対話を実現する大規模言語モデル(LLMs:large language models)に関するものです。この技術の具体的な応用可能な分野としては、ソーシャルロボットやバーチャルアシスタント、チャットボットなどがあり、AIが、ユーザーの個人情報を保護しながら、より人間らしい自然なコミュニケーションを可能とするよう設計されています。
特許2: 個人特定情報を含まない合成顔・音声の生成技術 (特許番号 12,154,313)
この特許は、実際の人物や映像の社会的・感情的な特徴を保持しつつ、特定の外見的特徴を排除した合成顔や合成音声を生成する技術 に関するものです。
この技術は、個人を識別可能な情報を保持することなく感情データを処理する ため、EU AI法を含む世界各国のデータ保護法(DPA)に準拠し、機密性の高い感情データを安全に活用するための重要な一歩となります。
責任あるAI技術の発展へ
BlueSkeye AIの共同創設者であり、科学推進責任者(CESO) を務める ミシェル・ヴァルスター教授は次のように述べています。
「これらの特許取得は、責任あるAI技術の発展に向けた当社の取り組みにおいて重要なマイルストーンです。プライバシーに関する懸念が高まり、規制が進化する中で、当社の技術は、共感的なAIとの対話を実現しながら、データ保護を両立する新たな道を切り拓いていきます。」
BlueSkeye AIは、これらの技術を製品に組み込み、より安全で、よりスマートな、人間中心のAIソリューションを提供することで、人々の利益に貢献していきます。
BlueSkeye AIについて
BlueSkeye AIは、機械学習を活用した顔や声の分析を通じて、人間の行動を理解するAI技術を開発しています。特に、医療分野では患者の表出行動の自動解析を実現するなど、ユーザー体験の向上と個人情報保護の両立を目指したソリューションを提供しています。
また、ヘルスケア、自動車、ソーシャルロボティクス、消費者リサーチ など、多様な業界に応用可能なAI技術を開発し、より良い未来の実現に貢献しています。
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