赤外線カメラ Neutrinoシリーズ【カメラ・イメージセンサ】
特長・機能
- サイズ、重量、電力+コスト(SWaP+C)を最適化
低消費電力、堅牢な構造、幅広い動作温度範囲を提供します。 - 開発の簡素化と市場投入時間の短縮
FLIR XIR™ 拡張可能な赤外線映像処理アーキテクチャーと堅牢なSDKを提供しています。 - クラス最高の画質、優れたSWaP性能、高い信頼性、長寿命を提供
SWaP+Cが最適化された業界最先端の画像処理を可能とし、高い信頼性と低振動のFLIRリニアマイクロクーラーも搭載しています。
アプリケーション
- 小型ジンバル・UAV
- ハンドヘルドデバイス
- セキュリティカメラ
- ターゲティングデバイス
- ISR
- 無人航空機 (UAS)
- ガス検知
仕様
Neutrino SX8 | Neutrino LC | |
解像度 及び 画素ピッチ | 1280 x 1024, 8 µm pitch | 640 x 512, 15 µm pitch |
波長帯 | 3.4 to ≥ 5.1 µm standard | 3.4 to ≥ 5.0 µm standard |
温度感度 (NedT) | < 38 mK,f/4, 50% well | <25 mK, f/4, 50% well |
フレームレート | 60Hz | 60Hz |
ビデオ出力 | Parallel CMO 及び Camera Link | Parallel CMO 及び USB2 |
サイズ (L x W x H) [cm] | 7.9 x 5.3 x 6.1 | 7.4 x 4.6 x 6.1 |
F値 | f/4.0, f/3.0, 及び f/2.5 | f/5.5 及び f/4.0 |
重さ | < 420 g | <380 g |
動作温度範囲 | -40℃~71℃ | -40℃~71℃ |
動画
カタログ・資料
赤外線カメラの原理と仕組み
赤外線エネルギーは電磁スペクトルの一部ですが、波長が長いために人の目で見ることはできません。赤外線カメラを使うことで、対象物や状況の温度変化を熱画像として可視化できます。赤外線は絶対零度以上のあらゆる物質から放射されており、温度上昇に伴い赤外線放射量は増加します。
サーマルイメージャーは、熱エネルギーの差異から画像を作成するため、熱を生み出すものであればその熱を利用してすべて可視化できます。人、動物、機械システム、工業プロセスはすべて個別の熱的特性を持つため、赤外線カメラを使って検知できます。LeptonやBosonのような非冷却式の赤外線カメラモジュールでは常温で画像を作成できるため、冷却式に比べて小型で軽量となり、複雑さやコストも軽減されます。
構造
カメラモジュールはレンズ、サーマルセンサ、処理電子機器、メカニカルな筐体で構成されます。
熱エネルギーが検出器に当たると、読み出し用の電子回路がそのエネルギーを信号に変換します。この信号は、カメラから外部機器に渡すことができます。
必要な感度
カメラの感度は雑音等価温度差(NEDT)で表されます。これは、信号対ノイズ比で、カメラが解決できる最低温度差の指標です。通常、NETDはミリケルビン(mK)で表され、数値が少ないほど高性能であることを示します。
主な用途と市場
赤外線カメラモジュールBosonは車載カメラをはじめ、ドローン搭載、セキュリティ対策システム、工場での設備監視システムなど幅広い分野に応用できます。
コーンズテクノロジーでは、Bosonの他にも多種多様な赤外線カメラを取り扱っています。
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メーカー紹介
テレダインフリアー社(Teledyne FLIR)
【赤外線カメラモジュール, 音響カメラ, ガス検知カメラ】
テレダインフリアー(Teledyne FLIR)社(旧FLIR Systems)は先進的な赤外線技術を活用し、赤外線カメラモジュールや音響カメラ、ガス検知カメラといった幅広い分野で製品を製造する企業です。
コンパクトで軽量なデバイスから革新的なセンシングソリューションおよびイメージングシステムまで幅広いラインナップで、産業・国防・航空宇宙・セキュリティ・環境モニタリングなど、多岐にわたる市場で活用されています。
弊社はテレダインフリアー(Teledyne FLIR)社(旧FLIR Systems)の代理店として、国内のお客様に製品を提供しサポートと技術サービスを提供しています。
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電子デバイス部 センサーチーム
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