ボックスカーシステム 「SR280 / SR250 / SR240A / SR200 他」
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Product Information 製品情報
ボックスカーシステム
ゲートスキャナ SR200
SR200ゲートスキャナは、SR250、SR255ゲート積分器の自動波形復元用に使用します。
| スキャン | 順方向・逆方向スキャン, 繰り返し, シングルスキャン |
|---|---|
| スキャン時間 | 0.01~300s (Start ~Stop) |
| モジュール | シングル幅(NIM標準) |
|---|
アナログプロセッサ SR235
SR235アナログプロセッサは、最大2つの入力に対しさまざまな信号処理をおこないます。 バックグラウンド減算、信号強度比や対数変換などの演算処理をおこなうことができます。
| A、B入力 | ±10V |
|---|---|
| 入力抵抗 | 1MΩ |
| 入力オフセット | <2mV |
| ゲイン | 0.1~20 |
|---|---|
| モジュール | シングル幅(NIM標準) |
350MHz 高速プリアンプ SR240A
SR240A 350MHz プリアンプは、高速な応答が可能な前置増幅器です。 独立4チャンネル入/出力、チャンネルごとのゲインは5/チャンネルで、カスケード接続時最大625です。
| チャンネル | 4 |
|---|---|
| 入出力抵抗 | 50Ω |
| バンド幅 | DC~350MHz(-3dB) |
| 入力ノイズ | 6.4 nV/√Hz |
| ゲイン | 5 |
|---|---|
| 立ち上り/立ち下り時間 | 1ns(シングルチャンネル) |
| モジュール | シングル幅(NIM標準) |
コンピュータ インターフェース SR245
アナログ信号入出力8、デジタル信号入出力2のデータ収集用ユニットです。 アナログ信号をデジタルデータとして出力可能で、多様な実験系に使用されています。
| アナログポート 入出力 | 8 個 (インピーダンス:入力 1MΩ/出力 <1Ω) |
|---|---|
| デジタルポート 入出力 | 2 個 (インピーダンス:入力>100kΩ/出力 50Ω) |
| インターフェース | IEEE-488 (GPIB) 、RS-232 |
|---|---|
| モジュール | シングル幅(NIM標準) |
ゲーテッド インテグレータ SR250
ゲート幅2 ns~15us (オプションで150us拡張可能)で信号の解析をおこなうことができます。
| ゲート幅 | 2 ns~15us (オプションで150us拡張可能) |
|---|---|
| ゲートディレイ | 1ns~10ms |
| トリガーレート | 0.5Hz~20kHz、ライン、外部 |
| 内部ディレイ | 25ns |
|---|---|
| アベレージング | 1~10,000サンプル |
| モジュール | ダブル幅(NIM標準) |
高速サンプラ SR255
SR250のゲート幅よりさらに高速なゲート幅100ps、200ps、500ps、1nsの4種類から選択し信号の解析をおこなうことができます。
| ゲート幅 | 100ps、200ps、500ps、1ns (選択タイプ) |
|---|---|
| ジッタ | <2ps (rms) |
| スレッショルド | -0.5、+0.1か+1VDC |
| トリガーレート | DC~50kHz |
|---|---|
| モジュール | シングル幅(NIM標準) |
| その他 | トリガー イン ターミネーション 50Ω |

データ収集ソフトウェア SR272
SR245コンピュータインターフェースを介して、SR250、SR255のデータを収集および、解析をおこなうことができます。 ビットマップ、テキストファイルなどの形式で保存できます。
| 条件 | Windows 95/98/ME/NT/2000/XP (残り8MB以上) |
|---|---|
| サンプルレート | 1100サンプル/秒(最大) |
| インターフェース | GPIB または RS-232 |
|---|---|
| その他 | オートスキャンログ機能、ゲートディレイスキャン機能 |
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メインフレーム SR280
SR280メインフレームはNIM規格の電源フレームユニットです。接続したモジュールに対し±12VDCおよび±24VDCの電源を供給します。3タイプの表示機能が装備されています。
| 規格 | NIM互換フレーム |
|---|---|
| 電源 | 12V(2A)、±24V(1A) |
| スロット | 9スロット |
|---|
ボックスカーシステムとは
ボックスカーシステムの仕組み
ボックスカーシステムは、メインフレームSR280にさまざまな独立型モジュールを接続して、用途に合わせた計測システムを構成することができます。
ボックスカーとは「ボックスカー・アベレージング」を意味しており、比較的低周波の信号に高周波のノイズが重なっている時に、ノイズ成分を除去するために使われる平均化手法です。
SRS社のボックスカーシステムでは、ゲーテッドインテグレータSR250と、高速サンプラSR255をベースにして信号の解析を行います。
これらのモジュールは「積分器」と呼ばれ、積分回路に入力した電流の積分に比例した波形の電圧を出力することで、極めて低ノイズの信号解析を可能にしています。
こうした測定器にプリアンプやコンピュータインターフェース、データ収集ソフトウェアを組み合わせることで、必要最小限のボックスカーシステムを、効率的に低コストで構成することができます。
主な用途
ボックスカーシステムには、主に以下のような用途があります。
・光計測(光電子倍増管からの信号増幅)
・原子レベル実験における信号増幅
コーンズテクノロジーでは積分器とソフトウェアを含め、SR200、SR235、SR240A、SR245、SR250、SR255、SR272、SR280の各機種を取り扱っています。
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