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CMX991は多くの無線送信部と受信部に必要とされるコア機能を集積した高機能・低電圧動作の1チップ直交変復調トランシーバ ICで、RFトランシーバ部を構成するために必要とされる外部部品を最小限にするために、主な回路ブロックとして送信変調器・受信復調器、IF PLL、IF VCOにより構成されます。対応周波数範囲は100MHz~1GHzの広帯域周波数に対応し、この広帯域周波数対応とI/Qアーキテクチャにより多数の変復調方式や帯域幅に対して使用することが可能です。送信部はIF周波数を生成するI/Q変調器とRF周波数へアップコンバートするイメージ除去アップコンバータで構成され、RF周波数へアップコンバートする前のIF周波数を出力することも可能です。受信部のRx 1stミキサは2種類の外部1st IFフィルタをサポートするために2系統出力を有し、後段のVGA、2:1インプットMUX、入力信号レベル出力機能によりAGC相当のゲインコントロールが可能です。IF信号出力はゼロIF I/Q出力か低IF(450kHz/455kHz等)出力、差動/シングルエンドを選択することができ、内部差動アンプは柔軟な信号調整に使用することも可能です。CMX991は動作電源電圧は3.3V、動作温度範囲は-40~+85℃、48パッド 7mm×7mmの小サイズQFNパッケージにて供給されます。
特長・機能
- 広帯域(100MHz~1GHz) 1チップトランシーバIC
- 送信部
- イメージ除去アップコンバータ
- IF直交変調器によるIF出力にも対応
- 受信部
- RFミキサ 2系統出力対応
- 1st IF入力 2系統入力対応
- 1st IF可変利得アンプ(VGA)内蔵
- 1st IF信号レベル出力(SLI)内蔵 (SLI:Signal Level Indicator)
- 2モード復調出力(ゼロIF I/Qディファレンシャル出力、低IF 450kHz/455kHz等)
- IF部
- IF LO シンセサイザ内蔵
- IF VCO 負抵抗アンプ内蔵
- 3.3V低電力動作
- 小パッケージ 48ピン LQFP/VQFNパッケージ 7mm×7mm
CMX991受信出力構成
CMX991は2モード復調出力(ゼロIF I/Qディファレンシャル出力、低IF 450kHz/455kHz等)が選択でき、下記構成例のように、低IF出力モードで異なる要求チャンネル帯域に対応することも可能です。
アプリケーション
- デジタルPMR/LMR無線機(DMR、P25 Phase1/Phase2)
- アナログ/デジタルデュアルモード無線機
- ソフトウエア無線機(SDR)
- 無線データテレメトリ機器
- AIS(船舶自動識別)装置
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