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偽造防止技術・ホログラム（KolourOptik®）

偽造防止技術・ホログラム（KolourOptik®）

メーカーメタマテリアル社（MTI）

KolourOptik® は、政府文書や紙幣などに、偽造防止のために真贋判定機能を設けるナノ光学技術です。光の波長より小さなナノ構造と、マイクロ光学構造を組み合わせることで、他にはない、高度な視覚的エフェクトを備えた最新のセキュリティ機能を、スレッドやフィルム、シールなどカスタム可能な形で作成します。また、KolourOptik®を提供するMETA社は、2023年2月に、詳細は機密となる、G10(主要先進10か国)加盟国の中央銀行の顧客と、最大 5 年間にわたり最大 4,150 万米ドルの契約も締結しました。(以前2022 年 9 月に受け取った 430 万ドルの基本報酬に 85 万 5,000 ドルを追加したもの。追加発注により、顧客から基本報酬の範囲を拡大するか選択する形。)META社CEOによると、これは紙幣セキュリティ機能開発の歴史の中でも最大規模のものとなるとの事です。META社が、複数年契約に基づく継続的な依頼にて、これまで受け取った合計注文額はこれを含めて、すでに約 1,440 万ドルにのぼっています。

※KolourOptik®は、2020年にInternational Association of Currency Affairs(IACA)の最優秀新通貨イノベーションの分野において、優秀通貨技術賞の最終選考者に選ばれました。

特長・機能

KolourOptik®は、フィルム上に、超薄型の微細構造パターンを設けており、フルカラーで、立体的に動いて見えるエフェクトのついたストライプ／スレッドを、他では再現不可能な薄さにて製造します。
原版作製は、世界最高峰の電子ビームリソグラフィーと独自のナノ製造技術を使用しており、開発はクラス 100 のクリーンルーム環境で実施しています。そのため、妥協の許されない紙幣および政府文書のセキュリティ用途に最適です。
KolourOptik®の厚さは薄いものでは5ミクロン未満(<0.005 mm)も可能となり、特殊な機器やプロセスを必要とすることなく、紙幣やその他の政府文書にシームレスに一体化します。

様々な視覚効果(多方向に傾けた時に動いて見えるような効果、3D (立体的に)深さがあるように見せる効果、高解像度、カラフルな色の使用)を実現。そして、これらの効果を一枚のフィルムに同時に併用できます。これらを併用して使えるという特徴はKolourOptik®独自のもので、他社では見られないものです。

多方向に傾けた時に動いて見えるような効果とともに、3D (立体的に)深さがあるように見せる効果を同時に併用して組み合わせた例

ホログラフ・プラズモニックカラーピクセルの微細構造パターン
模倣による再現はほぼ不可能と言われています。

KolourOptik® 技術では、紙幣の真贋判定と偽造防止用の製品をご提供しています。
LiveOptik® 技術ではブランド保護セキュリティ製品をご提供しています。
どちらの表示技術にも、卓越した視覚的エフェクトが同時に併用された形で組み込まれており、妥協のないセキュリティと、ほぼ無限の選択肢からなる設計柔軟性をもたらしています。

これらの製品は以下の技術的な特徴がございます。