ローカライゼーション用地中レーダー GPR

地中レーダーを使用した途切れの無いローカライゼーション
メーカー ジーピーアール社 (GPR)

レーダーオートモーティブワールド2025 出展製品測距センサその他センサ・電子部品

Ground Positioning Radarによる自己位置認識

GPR社では、自動運転において重要な基礎情報となる自己位置認識の為のツールを提供しています。車両等の底に取り付けたレーダーからパルスを発し、地中のデータを取得することで地中データのマップを自動で作成します。マップを作成した位置を再度走行することにより、自己位置を正確に認識します。

この方法ではGPSやGNSSの届かないトンネルや建屋内でも、カメラやLiDARによるSLAMの困難な悪天候時、又はランドマークの無い地形であっても、途切れることなくローカライゼーションすることが可能です。

GPRシステムの利点

  • GPSに頼らないローカライゼーション

    GPSシグナルの届かない環境下で使用可能

  • 地形の制約が無い

    様々な地形や環境下での使用が可能

  • 冗長性

    既存のシステムで起こり得る、技術的なローカライゼーションの途絶が無く、自動運転に最適

  • 安定したマップ

    地中のマップは継時変化が少ない

 

GroundSenseセンサ

  • 自由な搭載位置

    GroundSenseセンサはあらゆるタイプの車やAGV等へ、車体の底面のどこにでも搭載することが出来ます。

  • モジュラーデザイン

    アプリケーションやシステム構造に応じ、多様なサイズのセンサを用意しており、様々な自動運転車に使用いただけます。

  • 全天候対応

    悪天候の影響を受けやすい既存のセンサとは異なり、地中レーダーはあらゆる天候下で正確にデータを収集します。

グラウンドセンスレーダーハードウェア

 

NavSenseソフトウェア

  • 高精度なローカライゼーション

    NavSenseの洗練されたアルゴリズムにより、最大5cmのローカライゼーション精度が得られます。これはGPS信号の届きづらく、且つ複雑な周囲の環境下において、他のポジショニング技術では得られない精度です。

  • 導入の容易さ

    様々なコンピュートオプションに対応しており、多様な自律走行車プラットフォームとシームレスに統合することが出来ます。

  • 他社システムとの互換性

    他社のローカライゼーションフュージョンシステムと互換性のある柔軟なシステムインターフェースを備え、既存の自律走行ソフトウェアスタックと容易に統合が可能です。これにより、既存技術のオーバーホールを行うことなく、システム全体のパフォーマンスが向上します。

NavSenseで収集したデータはMapSenseへ送信されます。

 

MapSenseマッピングスイート

MapSenseはパワフルなソフトウェアスイートで、GroundSenseにより収集したデータから地中マップの作成や更新、ホスト、そしてシステムへの搭載まで、幅広いタスクをこなします。MapSenseにより複数回の走行データを一つのマップデータに統合し、マップに変化が認められた際には自動的に更新されます。これによりローカライゼーションの情報が常に最新且つ正しい状態に保たれます。

 

  • 複数回の走行データをひとつのマップデータに統合
  • NavSenseが検知した変化を基に既存のマップデータを自動更新
  • 一般に使用されるナビシステムとの互換性あり

メーカー紹介

ジーピーアール社 (GPR)

GPR社では地中のデータを用いたローカライゼーションツールを提供しております。トンネルや建屋内等のGPS/GNSSの機能しない環境や、雪道のような視覚情報の限られた環境下で、安定して高精度な自己位置認識を実現します。

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