製造ラインでの試験に最適化された高性能オーディオアナライザ
– 製造試験にオーディオプレシジョンのパフォーマンスを –
APx515はGUI経由でスタンドアローン動作させることもできますが、.NETやLabVIEWアプリケーションから制御することもできます。どちらの場合でも、キーボード、フットコントローラ、バーコードスキャナなどから制御できます。また、完全に自動制御とすることも可能です。スイッチャーや、合否判定表示用ライトなどの外部デバイスもサポートしています。
スタンドアローンモードでは、一般的なオーディオ測定のリストから測定項目を選択することで、複雑な試験シーケンスをコーディングすることなく組むことができます。また必要に応じて合否リミット、拡張構成、ユーザープロンプトを追加設定でき、レポートの形式もMicrosoftWordによるグラフィカルなレポートやCSV出力などから選択可能です。不慮の変更から製造ラインで運用するプロジェクトファイルを守るためにプロジェクトの変更をロックすることもできます。
自動化された工程では、.NETやLabVIEWといったマスターアプリケーションからAPI、APx LabVIEWドライバーを利用してAPx515を制御します。個々の測定を生成したり、マスターアプリケーションから、予めAPX UI上で作られた試験シーケンスを呼び出すこともできます。
特長
- THD+N -106 dB(代表値) FFT 1,000,000ポイント
- コーディングすることなく3秒で全試験シーケンスを完了
- ワンクリックで測定できるインタラクティブ ユーザーインターフェース
- VB、.NET、C#.NET、 LavVIEWドライバに対応
- スペースを占有しない小型ボディ、重量わずか4 kg
- MicrosoftWordやAPx UIを使用してレポートのをカスタマイズ
- IMD、MOL、ダイナミックレンジ、FFTなどを含む拡張測定ライブラリ
- プロジェクトファイル、.wav アクイジションファイルは他のAPxシリーズを共通
仕様
出力性能 | |
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残留THD+N (20 kHz BW) | –102 dB + 1.4 μV |
Typical <–106 dB (1 kHz, 2.0 V) | |
サイン周波数レンジ | 2 Hz to 80.1 kHz |
周波数確度 | 3ppm |
IMDテスト信号 | SMPTE, MOD, DFD |
最大振幅(平衡) | 16.00 Vrms |
振幅精度 | ±0.05 dB |
フラットネス (5Hz-20KHz) | ±0.010 dB |
解析性能 | |
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最大入力電圧 | 125 Vpk |
最大帯域幅 | >90 kHz |
IMD測定能力 | SMPTE, MOD, DFD |
振幅精度 (1 kHz) | ±0.05 dB |
振幅フラットネス(10Hz-20KHz) | ±0.010 dB |
残留入力雑音(20 kHz BW) | 1.4 μV |
最大FFT長 | 1024K points |
オプション・アクセサリ
- APxインターフェースモジュール APX-ADIO, APX-DSIO, APX-PDM, APX-HDMI, APX-BT, APX-BT-WB
- APxオプションソフトウェア APX-SW-PESQ, APX-SW-POLQA2, APX-SW-SPK-RD, APX-SW-SPK-PT
- スイッチャー SWR-2755
- クラスDアンプ測定用フィルタ AUX-0025, AUX-0100
- ケーブル
カタログ・資料