可撓性に富んだシート型電波吸収体
AN|72 (ECCOSORB AN|72) 【高周波測定】
メーカー コーンズRFエンジニアリング(CRFE)
反射係数
- 使用下限周波数に応じて最適のタイプを選択することにより、正常の入射角に対して1%以下の反射係数が得られます。
シリーズ全タイプによりカバーできる周波数範囲は、0.6GHz~50GHzです。(カタログをご参照ください)
直線偏波、楕円および円偏波にかかわらず同様な特性を発揮し、その反射係数は入射角の変化にあまり左右されません。
(例えば、ECCOSORB AN-75の反射係数は、周波数9.5GHz、入射角70°で、金属板(完全反射)と比較し、-17dBの実測値を得ています。)
赤外線および可視光線の反射
- 反射は、波長1ミクロンに対し0.1%、40ミクロンでは6%です。 可視光線の反射は、吸収体表面が黒の場合は0.1%ですが、標準色のライトブルーではより大きな反射が得られます。
取付方法
- 1)クロロプレン系接着剤による接着
被接着両面に刷毛またはスプレーによる塗布を行い、通常数分から10数分放置後、接着面を圧着して完了です。隣接する吸収体の縁の接着にも使えます。
1枚あたりの吸収体に必要な接着剤の量は、作業方法によって大きく左右されますが、下記の数量をご参照ください。接着剤1Kgで- 1)スプレーの場合:15~20枚
- 2)刷毛塗りの場合:10~12枚
- 2)垂直面や天井への取付けには、釘又はフック金物の使用も可能です。
- 3)面ファスナーによる取付け
吸収体を随時着脱できるようにする必要がある場合は,取付け面と吸収体裏面にマジックテープ,ベルクロジッパーのような面ファスナーを接着し,面ファスナーのみによる吸収体保持も可能です。
環境条件
-
- 1)湿度
特別な高湿条件下で、常に吸収体表面に結露がみられる場合をのぞき、特性への悪影響はわずかです。 - 2)温度
連続使用:-20~80℃
短時間使用:-50℃~+120℃ - 3)その他
吸収体が、水、油に触れたり、屋外暴露で使用される場合はECCOSORB AN-WまたはECCOSORB AN-Pの使用を推奨いたします。
AN-72, 73, 74, 75以外のANシリーズをお求めの方は、開発元のE&Cエンジニアリングまでお問い合わせください。(外部サイト)
https://ece.co.jp/products/absorber/an.html - 1)湿度
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当社スタッフが必要な条件・用途をお伺いした上で、最適な製品をご提案いたします。
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電子システム部 通信計測チーム
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