チップアッテネータ 「Powerfilm™」

~18GHz、~250Wに対応

貴社の課題に沿った
最新テクノロジーのご紹介

Product Information 製品情報

インメット社のPowerfilm™チップアッテネータには、”温度安定型(標準)”と”温度変動型”の2種類があります。
温度安定型は、全温度範囲でRF電力を出来るだけ均一に減衰させますが、温度変動型は、信号レベリングの用途で要求される最適なレスポンスをご提供する為、温度上昇時における減衰を減らすよう設計されております。
チップ減衰器は、増幅器、受信機、アップ/ダウンコンバータ、フェイズドアレイ、およびスイッチングの用途で使用頂けます。

また、ご要求仕様に応じて、チップはBeO・窒化アルミニウムまたはアルミナセラミック上に薄膜もしくは厚膜抵抗で提供可能で、その他仕様変更も柔軟に対応します。

減衰器(アッテネータ)とは

■減衰器(アッテネータ)の原理と仕組み

オーディオ機器などで、入力信号を増幅するのがアンプの役割ですが、それとは反対に入力信号を減衰するのが減衰器(アッテネータ)です。入力信号が大きすぎる時に、それを適正なレベルにまで下げるのが主な働きです。

減衰器は内部に固定若しくは可変抵抗を備えており、高周波信号などの整合性を維持したまま、入力信号のレベルを下げることができます。その結果精密機器に入力される信号レベルを調整する他、過大な信号の入力で機器が損傷することを防ぎます。

その他にもスペクトラムアナライザなどと組み合わせて各種測定に用いたり、インピーダンスマッチング(整合性改善)や平衡・不平衡変換などにも利用されます。

信号測定の分野では、大きすぎる信号を入力すると歪によって測定に影響が出ることがあります。そのため入力信号を適切に調整することで歪を抑制し、最適な状態で信号測定をする必要があるのです。

■主な用途と市場

減衰器は各種通信機器やレーダー、さらに各種計測システム全般に応用されています。
コーンズテクノロジーでは、APIインメット社の広帯域ハイパワーアッテネータとターミネーションを各種取り扱っています。

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電子システム部 通信計測チーム

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コーンズ テクノロジーの取扱技術の裾野は幅広く、通信RF分野、イメージング・IRなどの各種センサー分野、各種分析装置、産業用パッケージング技術そしてダイヤ成膜技術に及び、用途として各種無線通信システム分野、オートモーティブ分野、航空宇宙分野、防衛セキュリティー分野、先端エレクトロニクス技術開発分野にわたります。

これからも「技術商社」として、先進的な製品・技術をいち早く察知し、国内外の産業発展の一翼を担っていく気概を持ち、我々の付加価値向上を目指します。

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