長距離向け3D物体認識ステレオビジョン技術 「ScaleCam™」 

長距離物体検知向け 分離型/可変長ステレオカメラソリューション

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Product Information 製品情報

Foresight社のScaleCam™はソフトウェアベースのステレオカメラシステムとして、可視または遠赤外線カメラモジュールの分離配置を実現します。また、同社独自のオートキャリブレーション技術により、振動や温度変化などの外的要因によって同期されているカメラの校正が外れた際にはソフトウェア上で偏差を検出し、自動で動的な再校正を行います。従来のステレオカメラシステムでは高精度な測距性能維持のため、堅牢なフレーム内にカメラを設置するなどして校正状態を保持する対策が必要したが、ScaleCam™では従来のようなカメラ配置の制約がなく、柔軟にベースラインを設定することが可能です。ベースラインを大きく設定することで、長距離での測距精度および自動走行における物体検知精度が格段に向上します。

ScaleCam™の機能

  • 高品質な深度マップを生成するための2台のカメラを分離配置
  • 可視光帯域または遠赤外線帯域での撮影画像に適用可能
  • DNN物体認識と組み合わせた立体視技術
  • Classifiedオブジェクト&Non-Classifiedオブジェクト両方を検出するハイブリッド検出ソリューション

ScaleCam™導入のメリット

  • Easy Installation
    カメラの配置についての厳しい制約/要求はありません。
  • Flexible Installation
    カメラの視野が重なっていれば、車両のほぼどこにでも設置が可能です。
  • Auto Calibration
    微小な振動や温度変化などの外的要因に起因する偏差を検出し、自動で再校正します。
  • High Accuracy
    ベースラインを大きくとれるため、長距離において高い測距精度と物体検視精度を実現します。

カメラ配置例

ScaleCam™

Automatic calibration vs. miscalibration(ソフトウェアによるオートキャリブレーション)

特許技術

同社が提供するパワフルで成熟した独自のステレオ技術は、主要株主であるイスラエルのマグナB.S.P社(監視・防犯カメラシステムの製造メーカ) のセキュリティ技術から派生した技術です。約20年間に渡り世界中で展開されており、特許によってIP保護されています。

ステレオ検出技術とは

  • ステレオ検出技術の原理と仕組み
    本技術は基本的に2台のカメラを使用し、人間が立体的に対象物を視るように、2台のカメラの位置から生まれる視差を利用して画像処理を行います。ステレオ検出技術を使用することで、対象物までの距離や位置情報に加え、非常に高画質の3D映像情報や高密度の点群情報を得ることが可能です。
  • 主な用途と市場
    ステレオ検出技術は、各国の自動車メーカ様において自動運転用途に検討されています。また、AGVや農業機械においても採用検討が進んでいます。
    コーンズ テクノロジーでは、先進運転支援システム(ADAS, Advanced Driver-Assistance Systems)と自動運転システム(AD, Autonomous Driving)用ステレオ検出技術の評価キットの取り扱いを行っています。

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Company 企業情報

コーンズ テクノロジーの取扱技術の裾野は幅広く、通信RF分野、イメージング・IRなどの各種センサー分野、各種分析装置、産業用パッケージング技術そしてダイヤ成膜技術に及び、用途として各種無線通信システム分野、オートモーティブ分野、航空宇宙分野、防衛セキュリティー分野、先端エレクトロニクス技術開発分野にわたります。

これからも「技術商社」として、先進的な製品・技術をいち早く察知し、国内外の産業発展の一翼を担っていく気概を持ち、我々の付加価値向上を目指します。

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