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PPS®5000
大型衛星用デュアルモードホールスラスタ

PPS®5000
大型衛星用デュアルモードホールスラスタ

高出力で軌道上昇から姿勢制御まで対応する推進装置

メーカーサフラン・スペースクラフト・プロパルジョン社(Safran Spacecraft Propulsion)

衛星搭載品

PPS®5000は、大型衛星の軌道上昇や姿勢制御を効率的に行うためのデュアルモードホールスラスタです。非常に高い比推力と推力対消費電力比を持ち、化学推進システムと比べて大幅な重量削減が可能です。また、AirbusやThales Alenia Spaceなどの主要メーカーの衛星プラットフォームに採用されています。

主な機能と特長

出力範囲2,500W～5,000Wに対応
比推力1,730～2,000s、総インパルス15MN.s
過酷な温度環境にも対応（-65°C～+310°C）
衛星への熱負荷を軽減する設計
40°のビーム収束角で精密な推力制御

主な用途と実績

衛星や宇宙探査機の軌道上昇および軌道維持
欧州のEurostar NeoやSpacebus Neoプラットフォームで採用
ボーイングによる5kW運用での実績

更に小型のスラスタもご提案可能ですので、ご希望の場合は、下記問い合わせ先までご連絡下さい。

メーカー紹介

サフラン・スペースクラフト・プロパルジョン社(Safran Spacecraft Propulsion)

Safran Spacecraft Propulsion（サフラン・スペースクラフト・プロパルジョン）は、フランスを拠点とするSafranグループの一員で、宇宙関連のホールスラスターを専門とする企業です。同社は、人工衛星や宇宙探査ミッションに使用される推進システムの設計、開発、製造を行っています。

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