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衛星搭載用 プラズマブレーキ式デオービットシステム

APB-S-TC / Aurora Plasma Brake
メーカー オーロラ プロパルジョン テクノロジーズ社(Aurora Propulsion Technologies)

衛星搭載品

AURORA社製プラズマブレーキは、LEO(低軌道)CubeSat用の推進剤不要型デオービットシステムです。特にCubeSatのTunaCanボリューム向けに設計されており、衛星内部にも搭載可能です。このシステムは、最小限の質量と体積でデオービット機能を提供し、予算に対する負担を最小限に抑えます。APBモジュールは、マイクロテザー、展開システム、制御電子機器で構成されています。より大きなサイズの衛星については、最大1000kgの質量を持つ宇宙機に対応した、重力勾配安定化プラズマブレーキであるAPB-Lをご参照ください。

プラズマブレーキは、揮発性化学物質や加圧タンクを使用していないため極めて安全な設計です。また、⌀50 µmのマイクロテザーは、たとえ他の衛星に衝突しても、数ミクロンの深さの跡が残るだけで、これはLEO(低軌道)で日常的に発生する微小隕石の衝突と同程度です。

衛星が故障した場合や目的軌道へ到着しない場合でも完全自動でデオービットを実行する自律型タイプ(APB-SAおよびAPB-LA)も開発中です(詳細はお問合せ下さい)。

主な用途と実績

  • LEO(低軌道)CubeSat用
  • 推進剤を必要としないクーロン抵抗を利用したデオービットシステム
  • 1000kmまでの高度からデオービット可能
  • 最大1000kgの衛星に対応

主な機能と特長

  • サイズ:φ80mm、高さ75mm(+カスタマイズ可能な底板)
  • デオービット対象衛星:
    * 600 km軌道:最大100 kg
    * 800 km軌道:最大25 kg
    * 1000 km軌道:最大16 kg
  • 電力:デオービット中:< 1 W、ピーク時:18 W
  • データインターフェース: RS422
  • 質量/ < 450 g
    (カスタムマウントプレートの製作が可能です。)

メーカー紹介

オーロラ プロパルジョン テクノロジーズ社(Aurora Propulsion Technologies)

Aurora Propulsion Technologies社は、2018年に設立された欧州宇宙機関のビジネスインキュベーションセンターや欧州イノベーション評議会アクセラレーターにも参加するフィンランドのスペーステクノロジー企業です。安全な水推進剤を利用した超軽量イオンプラズマスラスタシステムやデオービットシステムを開発し、宇宙での技術革新を推進。品質と持続可能性を重視し、宇宙モビリティの革新を目指しています。

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当社スタッフが必要な条件・用途をお伺いした上で、最適な製品をご提案いたします。

宇宙・エネルギーシステム部 宇宙チーム

TEL:03-5427-7565
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