RF 信号発生器 APSIN26G 【高周波測定】
特長・機能
- 出力周波数帯域範囲: 100kHz ~ 26GHz
- 周波数切替時間: 200μs
- 出力電力: -90dBm ~ +23dBm
- フロントパネル操作
- USBまたはEthernet 経由での専用GUIによるPC制御
- 形状: ポータブルタイプ・19インチ3Uラック・19インチ1Uラック
カタログ・資料
シグナルジェネレータ(信号発生器)とは
■シグナルジェネレータ(信号発生器)の原理と仕組み
電子機器などの開発・研究には、高精度に整流されたクリアな電気信号が必要です。その基準信号を発生するのがシグナルジェネレータで、気信号の周波数・電力・変調などを整え、スペクトルアナライザなどの測定器と組み合わせて使用され、さまざまな装置に必要な基準信号を供給します。
無線通信機などの電子機器を扱う場合、入力する信号をできる限り理想的な正弦波に整える必要があります。そのためにシグナルジェネレータは、フィルタを通して限界まで位相ノイズを除去します。更に、装置そのものから発生する熱雑音やフリッカ雑音も排除して、極めて高精度に整えられた信号を発生します。
特に繊細な信号処理を求められる電子機器の開発・研究では、位相ノイズの影響を抑えるため、スペクトルアナライザなどの測定器は、信号を発生させる機能を装備していません。基準信号の発生を外部に分離して、位相ノイズを可能な限り減少させます。そのために必要な信号発生器が、シグナルジェネレータなのです。
高性能な信号発生器に求められるのは、低位相ノイズという特性です。AnaPico(アナピコ)社の信号発生器は、高性能なフィルタにより極限まで位相ノイズをカットして、極めてクリアなRF信号を発生します。同時に機器から発生する熱雑音やフリッカ雑音も除去します。
こうして発生した基準信号は理想的な正弦波になり、さらに各種測定機器から信号発生機能を分離して、その機能を信号発生器に集中させることで、研究・開発に最適な低位相ノイズの信号を得ることができるのです。
■主な用途と市場
シグナルジェネレータ(信号発生器)はスペクトルアナライザなどと連動させ、無線通信機器をはじめとする電子機器の開発・研究・測定試験に利用されます。将来的には、量子コンピュータの実現への貢献が期待されています。
コーンズ テクノロジーでは、AnaPico(アナピコ)社のRF信号発生器APSIN-26Gなど、各種シグナルジェネレータを取り扱っています。
メーカー紹介

本製品についての
お問い合わせはこちら
当社スタッフが必要な条件・用途をお伺いした上で、最適な製品をご提案いたします。
電子システム部 通信計測チーム
TEL:03-5427-7566
E-MAIL:ctl-comm@cornes.jp
お問い合わせはフォームでも
受け付けをしております。