衛星搭載用GNSS SDRペイロード
N-CUBE

High-End GNSS SDR payload for LEO PNT applications
メーカー サイリンクス社 (Syrlinks)

衛星搭載品

N-CUBEは、GNSS信号処理とRFフロントエンドを組み合わせたユニークなソリューションを提供します。最新の位置決定および同期技術を実装し、リアルタイムの精密なオンボード軌道決定(P2OD)と正確な時間同期におけるトップクラスの性能を実現します。N-CUBEは、サイリンクス社のGNSS分野での10年以上の経験を活かし、フランス宇宙機関(CNES)と共同設計されました。

この受信機は、GPS、GALILEO、およびBEIDOUを含む異なるGNSSシステムから同期できます。GALILEOの自律同期が可能で、GPSの事前同期は不要です。位置決定に関しては、CNESが開発した「Bolero」と呼ばれるユニークなアルゴリズムにより、30センチメートル以下の高精度を提供します。

更にLバンドとSバンドで動作する2つの並列GNSS送信機(RFアンプを備える)が組み込まれており、LEO PNTサービスアプリケーションに必要なGNSS信号の再送信を実現します。変調方式は、BOC(2,1)の様々な実装に基づいています。

SDRコアアーキテクチャにより、最大限の柔軟性を提供し、幅広いアプリケーションに対応する特定のソフトウェアベースの処理を実装できます。

主な機能と特長

  • GNSSアプリケーション
  • 低軌道衛星 (LEO) による測位・航法・時刻 (PNT) サービス
  • リアルタイムでの高精度な軌道決定(P2OD)
  • 正確な時間同期
  • GNSS サービスの強化・改善
  • 軌道上寿命: 2~5年(低軌道LEO)

主な用途と実績

  • サブメートル級の位置精度(30 cm以下)
  • マルチコンステレーション対応(GPS、GALILEO、Beidou)
  • 追加のSバンド送信機能搭載
  • 柔軟性の高いソフトウェア無線(SDR)システム
  • 内蔵SSPA(固体増幅器)
  • 複数のGNSSシステムから同期可能(GPS、GALILEO、Beidou)
  • GALILEO完全自律型同期(GPSの事前同期不要
  • 位置決定精度: 30 cm以下(CNESが開発した「Bolero」アルゴリズムによる)
  • GNSS信号再送信可能(LバンドおよびSバンドの2つの並列送信機内蔵)
  • 変調方式: BOC(2,1)のさまざまなバリエーション
  • 軌道上寿命: 2~5年(低軌道LEO) 放射線耐性を強化した設計
  • ITARフリー

メーカー紹介

サイリンクス社 (Syrlinks)

Syrlinks社(フランス)は小型・低消費電力のハイグレード衛星搭載用送受信機を開発・製造しています。宇宙空間の厳しい環境においても長年の運用実績に裏付けされた高品質且つ信頼性のあるCOTS製品で、費用効果の高い製品をご提供いたします。

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