2014.08.22
【Webマガジン Vol.11 – Aug., 2014】圧電型振動センサー、振動発電素子(ムネカタ株式会社)
WEBマガジン
ムネカタ社のスプレーコーティング技術
従来の圧電素子はフィルム貼付型が一般的であり、接着剤が必要な上曲面への貼付加工が難しいなど、利用場面に限界がありました。これに対し、ムネカタ株式会社は独自に圧電性溶液のスプレーコーティング技術を開発し、プラスチックや布等、あらゆる形状の構造物を発電素子として活用可能といたしました。
- 独自のコーディング技術により接着材不要の圧電機能化が可能に!
- コーティングサンプル事例
グリップ型発電素子
グリップ型発電素子加圧時
プラスチックや布など、柔軟な素材に独自で開発した樹脂系圧電性溶液コーティングすることで、それらの素材を発電素子として活用できます。オール樹脂の柔軟な材料で設計されており、大きな歪みに対しても耐久性を保持するだけでなく、構造物表面へのダイレクト成膜により接着剤が不要なため高い発電効率を誇ります。
- 曲げる・叩く・弾く・振る・ねじる、など単純な動作で発電可能!
プラスチックや布など、柔軟な素材に独自で開発した樹脂系圧電性溶液コーティングすることで、それらの素材を発電素子として活用できます。曲げる動作や振動で発電できるので、電子機器を電源レスで動作可能となり、既存のスイッチセンサ、低消費電力タイプのリモコンなどを近未来的な製品デザインで開発可能です。
- 特徴
- オール樹脂製のため、形状・サイズ・重量など要求に応じ、カスタマイズが容易
- 柔軟な素材でできている為、低周波数帯での発電が可能
- 手で振る動作だけではなく、振動源に固定して発電させることも可能。曲げるだけでなく、弾く動作や叩く動作でも発電が可能
- スイッチやセンサとしても使用可能。蓄電して使用すれば、低消費電力タイプのLEDや無線動作が可能
- その他のサンプル事例
鉄パイプ
透明ガラス
布