2021.01.21
【非接触操作】Ultraleap社事例:非接触インタラクティビティがマーケティング調査の付加価値を高める
事例紹介非接触
2020年4月に米国で実施されたマーケティング調査の結果、非接触操作が可能となる屋外広告ディスプレイを備えたところ、よりカスタマーにリーチしやすく、また、より実用的で属性確認もしやすくなる、という結果が得られました
Ultraleap社
非接触操作によりDOOH(デジタル屋外広告)に付加価値
LAの中心に位置し、14のシアターを有する人気コンプレックスシアターでの大規模調査によると、非接触操作を備えたDOOH(屋外広告ディスプレイ)の方が静止型の広告よりも、よりカスタマーにアピールしやすく、またより実用的で、属性確認も得られやすいという結果が得られました。
この調査結果概要についてUltraleap社プロダクトディレクターのSaurabh Gupta氏は以下のように説明しています。
屋外デジタル広告は静止型よりもインタラクティブ型の方が優れる
現代では屋外広告もデジタルディスプレイ広告が増え、いまや珍しいものではなくなりました。しかしこうなると広告主はカスタマーと繋がるための更なる新しい手法が欲しくなるものです。
モバイルやTVの広告がインタラクティブ機能により劇的な進化を遂げたことを考えると、デジタルサイネージにもインタラクティブ性があることはプラスに働くだろうことが予想され、DOOHも今後はインタラクティブなやりとりが可能となる「体験型の広告」が主要なトレンドになるだとうと予測されています。
過去、インタラクティブ型デジタルサイネージと静止型による影響力を分析した研究が他にないため比較はできないのですが、通常インタラクティブ型を作動させるのにハードウェア、ソフトウェア、クリエイティブな開発コスト等が含まれてくることを考慮すると今回の調査結果は貴重な情報源となりえています。
インタラクティビティがDOOH(デジタル屋外広告)にもたらす価値の定量化
LAの中心に位置する大型コンプレックスシアターにて、Ultraleapの非接触技術(ハンドトラッキングと空中触覚)を使用した大規模調査を実施しました。
この調査では、今後リリースになる3つの映画の予告宣伝について静止型とインタラクティブ機能タイプの2種類のデジタルポスターを設置し、それぞれに対するユーザーの反応を見る・比較するという内容です。結果、ビジターは画面に一切触れることなく、画面上に映し出された画像を動かし、興味ある情報の詳細を得る、ということができていました。--公共のタッチスクリーンが衛生的だと考える人は今や全体のわずか12%となり、パンデミックを経験した現代社会において非接触で操作ができることは非常に重要な注目の項目となっています。
各種リンク
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Quantifying the value interactivity adds to DOOH [Whitepaper]
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