2020.01.18
FAQ |Bluetoothプロトコルアナライザ
FRONTLINE
01 インストールについて
- Q1. 製品を使用する際のPCのシステム要件を教えて下さい。
- A1.最小システム要件は以下のとおりです。
· OS: Windows 7/8/10
· USB ポート仕様: USB 2.0 High-Speed 以上
· プロセッサ: インテル Core i5 at 2.7 GHz
· RAM: 4 GB
· C:ドライブハードディスク空き容量20 GB 以上
- Q2. ソフトウェアは有料ですか?Viewerは?またどこからダウンロードできますか?
- A2.ソフトウェアは無償でどなたでもダウンロード可能です。Viewerも含まれるため、キャプチャしたデータを他の方とも同様の画面で容易に共有できます。
各製品のソフトウェアは下記よりダウンロード可能ですので、ご利用ください。
■プロトコルアナライザ (Soderaシリーズ、BPAシリーズ、WiFi/NFC/USB/High-Speed UARTアナライザ)のソフトウェアはこちら。
■RF-PHYテスタ(TLF3000)のソフトウェアはこちら。
■Link Layer 認証テスタ(Harmony)のソフトウェアはこちら。
ダウンロードする際は、ユーザー情報の登録が必要です。
- Q3. 製品のドライバのインストール方法は?
- A3.最新バージョンではソフトウェアインストール時にドライバもインストールされます。
フロントライン社のWebページからUSBドライバをダウンロードすることができます。ダウンロードはこちらから。
デバイスマネージャの「ドライバの更新」メニューから適用可能です。パスは次の通りです。
- Q4. ソフトウェアをダウンロードしインストールを開始しましたが、途中でエラーが発生し正常にインストールできません。
- A4.正常にインストールできなかった場合、画面に表示されたメッセージ内容と画面スクリーンショットを記録していただき、当社までEメールにてお問い合わせください。
お問い合わせ先はこちら。
- Q5. 新しいPCにインストールし、キャプチャしようとしたら動かない
- A5.ソフトウェア保守の期限切れになっている可能性がございます。保守を更新し最新ソフトウェアをお使いいただくか、古いソフトウェアをご使用になりたい場合は弊社へお問合せください。
02 製品・仕様について
- Q1. プロトコルアナライザが対応しているBluetoothのプロトコル・プロファイルは?
- A1.Soderaシリーズは、最新規格 Bluetooth 5.1を含む Bluetooth SIG のコア仕様全てに対応します。正式リリースされる前の規格・仕様もいち早く取り入れるため、タイムリーな製品開発にお役立ていただけます。
- Q2. SoderaシリーズとBPAシリーズの違いは何ですか?
- A2.一番大きな違いは、BPAシリーズは1対1の通信をキャプチャするのに対し、Soderaシリーズは周辺にあるBluetoothデバイス全てを同時にキャプチャできる点です。
また、Soderaシリーズには以下機能も追加されているため、より総合的にBluetooth問題の解析が可能となります。
■Soderaシリーズのみ搭載された機能例■
Bluetooth 5.0以降の解析、スペクトラム解析、Link Key後入力、バッテリによるスタンドアロン稼働 など詳細は各製品ページをご覧ください。
Sodera
BPA600
- Q3. WiFiとの同時測定は可能ですか?
- A3.Soderaシリーズにはスペクトラム解析機能が搭載されているため、WiFiを含む周辺の電波環境をモニタリングしながらBluetooth解析が可能です。
以下画面の青色部分がスペクトラム表示です。また、オプションのWiFiプロトコルアナライザ(ComProbe 802.11)を使用すると、WiFiパケットも同時に解析できます。
Bluetooth/WiFiのクロックを同期させるため、同画面・同タイムスタンプでの解析が可能です。
- Q4. NFCとの同時解析は可能ですか?
- A4.オプションのNFCアナライザ (ComProbe NFC)により可能です。
OOB(Out-Of-Band)ペアリングにも対応します。
また、NFCアナライザ単体での使用も可能です。
- Q5. High Speed UART、USBのHCIプロトコルを解析できますか?
- A5.可能です。Sodera AdvancedシリーズにはHigh Speed UART/USBプロトコル解析用のコネクタ類も同梱されており、Sodera単体でのキャプチャが可能です。
また、High Speed UART専用アナライザ、SDIO専用アナライザもございますのでBluetoothと同時解析に限らず、単体でも使用可能です。
※USB専用アナライザは製造中止。
03 操作について
- Q1. アナライザはどの位置に置けばよいですか?
- A1.測定対象となるBluetooth機器同士の中間に置いてください。参考図
04 サポート・保守について
- Q1. 校正は必要ですか?
- A1.不要です。