2014.10.22
【Webマガジン Vol.12 – Oct., 2014】テロ対策特殊装備展(SEECAT) 2014 注目製品!
WEBマガジン
映像伝送システム TVI
デジタルバリア社の映像伝送システムTVIは、独自の画像圧縮エンコード技術を使い、帯域幅に合わせて圧縮レートを可変させることで、ナローバンド環境においてもリアルタイム映像配信を行なうことが可能なソリューションです。災害監視や一時的な対象の監視が必要な場面で、3G/LTEなどの携帯電話回線を利用して機動性の高いリモート監視環境を速やかに構築することができます。
映像伝送システムTVI
詳しい製品情報は こちら
特徴
- (1) 低速通信回線における優れた伝送能力
TVIは独自の圧縮技術:TVIコーデックを用いることにより、9kbps程度の低速通信回線から映像伝送が可能です。TVIコーデックは一般的な動画圧縮技術:H.264とは異なる技術で構築されており、H.264では破綻が生じるケースにおいても乱れのないスムーズな映像を伝送することができます。
TVIコーデックとH.264コーデックの比較例
また伝送時に圧縮された映像は、モニタリング時に任意のフレーム(コマ)を選択して圧縮前の高解像度の画像を取得することができます。
フレーム(コマ)の高解像度化 例
- (2) 使用するカメラを選ばず、既存の機材が利用可能
送信機に使用するカメラは、映像出力を備えたものであれば機種を問わず使用可能で、既存の機材を利用することができます。またPTZ(パン・チルト・ズーム)カメラや、赤外線カメラ、IPカメラにも対応しています。
PTZカメラ 例
赤外線カメラ 例
- (3) 複数の場所・端末から同時に映像を共有
携帯端末型の映像受信機もラインナップしており、所定の場所でのモニタリングに加え、現場で同時に同じ映像をモニタリングすることができます。これにより本部と現場の情報共有性を高めることができ、映像の録画も可能です。また映像送信機にはGPS機能を内蔵し、受信機の地図上に場所を表示することもできます。
TVIシステムを使用した運用概略図
SEECAT展示会では実際のTVIデモ機と各拠点に設置したカメラ映像をリアルタイムで表示しております。是非ともお立ち寄りください。