APx500シリーズセルフテストの手順
オーディオプレシジョンのオーディオアナライザには、アナライザが正しく動作しているか、また規定どおりの性能を維持できているかを確認するための「セルフテスト(Self Test)」機能が搭載されています。
セルフテストを定期的に実施することで、現在のアナライザのコンディションを把握でき、測定結果の信頼性を担保することが可能です。セルフテストの結果に異常が見られる場合、修理・調整・校正を検討する際の重要な判断材料となります。
本記事では、オーディオアナライザのセルフテストの実施手順について解説します。
1. 機器準備
セルフテストの実施にあたり、以下の機器を用意する。
- APx555等のチェック対象号機(電源ケーブル、通信用USBケーブル含む)
- チェック対象号機に搭載の端子に応じた測定用ケーブル
例)
analog端子:BNCケーブル*2、XLRケーブル*2
digital端子:BNCケーブル*1、XLRケーブル*1、opticalケーブル*1 - セルフテストプログラムダウンロード済PC
セルフテストプログラムは、Audio Precisionのホームページから無償でダウンロード可能。
Ver.が存在するので、テストするアナライザと同じVer.のものをダウンロードすること。

2. 配線
アナライザとPCをUSBケーブルで接続し、電源投入後にselftestフォルダ内にあるselftest.exeを起動する。

下記プロンプト表示後、【Run Tests】を押下。

下図のようにプロンプトが表示されるので、準備した機器、ケーブルを配線して【OK】を押下。

OK押下後、セルフテストが自動で開始される。ケーブルの変更が必要なときは、自動でプロンプトが表示される。

3. 試験結果
テスト完了後、セルフテストウィンドウ上に結果が表示。PASS/FAILいずれの場合でも試験結果はPDFに出力、保存される。View ReportでFAIL項目の詳細を確認可能。

セルフテストを受け、修理・調整・校正をご希望の場合は、お気軽に下記よりお問い合わせください。