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“人と人” “人ともの” 「つなげる力」で未来を切り拓くキャリア

2023年キャリア入社 電子デバイス部 技術チーム

現在、どのような業務を担当していますか?

新しい技術とビジネスを切り拓く使命感

 技術チームに所属し、主にハンドトラッキング製品の技術サポートや技術目線での提案を行っています。具体的には、製品導入に向けた調査・研究、デモアプリケーションの制作が中心で、C++やPython、Linux OS、ラズベリーパイなどの技術を駆使しながら業務を進めています。お客様に製品の価値を伝えるため、技術面から営業活動を支えることが私の役割です。

 チームマネージャーを中心に各メンバーが専門領域を持ちながら連携し、業務を進めています。私はソフトウェア担当ですが、ハードウェア担当者と協力しながら業務を行い、時には自分だけが解決できる課題に直面することもあります。リーダーという立場ではなくても、課題によってはリーダーシップを発揮する場面があり、技術力だけでなくマネジメントスキルも養われる環境です。

 業務の約8割は営業サイドからの提案に沿ったPR資料の作成やデモ制作で、技術サポートとして営業活動を支えています。残りの2割ではお客様と直接向き合い、提案や資料作成、さらにはアプローチ方法の改善にも携わります。営業担当者が技術理解に長けているため、協力しやすく、共に新しい商材を見つけ出す視点を大切にしています。

 やりがいを感じるのは、まだ世の中に知られていないデバイスや技術を導入し、お客様の理解を深めるサポートができる瞬間です。お客様と直接対話する中で得られる気づきを次の提案につなげ、期待を先回りして提案することを目指しています。大手企業では経験しづらい新規ビジネスの立ち上げに携われる環境があり、自ら積極的に道を切り拓いていく使命感を持って日々挑戦しています。

転職活動を経てコーンズテクノロジーに入社、実際に感じたことは?

専門知識を活かし、国際的な舞台で活躍する道を求めて

 転職活動では、自身の専門知識を最大限に活かせるエンジニア職を軸に、国際的なビジネスに携われる企業を志望していました。データサイエンス分野や大手企業の技術部門も視野に入れていましたが、最終的には「技術を深められる環境」「国際的な技術に触れられる場」を重視し、次のステップを探していました。

 コーンズへの入社を決めた一番の理由は、面接官の姿勢でした。面接の際、私の経験やスキルに耳を傾け、個人を尊重してくれていると感じました。また、一般的なピラミッド型の組織構造ではなく、フラットな環境で個々の力を発揮できる点も魅力でした。技術商社として世界中の最新技術に触れられること、日本のビジネスを深く理解できること、さらに国際的なビジネス経験が積める点も大きな決め手となりました。何より「自分が必要とされている」という期待感を持てたことが、入社への後押しになりました。


 技術職として入社したので、当初は研究室のような環境をイメージしていました。しかし実際には、お客様とのコミュニケーションや提案業務が多く、技術力だけでなくビジネスマナーや提案力といったビジネスパーソンとしてのスキルも身につきました。技術者でありながらお客様と直接関わる機会が多く、ビジネス全体を俯瞰して考える力が養われたと感じています。

 入社前に「自分が何を経験でき、どう成長できるか」を大切にしていたため、大きなギャップはありませんでした。コーンズでは、自分の成長が会社の成長に直結している実感があり、日々やりがいを持ちながら働いています。技術を活かしつつも、ビジネスの最前線でスキルを磨きたい方にとって、最適な環境だと思います。

今後の目標は何ですか?

学術的知識を実践に、そして未来へ

 私は現在、技術を活かしながら“人と人”“人ともの”をつなげる仕事をしていると考えています。商社は、ネットワークの中で重要な「リンク」の役割を果たしており、コーンズテクノロジーは、多くのノード(お客様やサプライヤー)を持っています。今後はこの強みをさらに活かし、ネットワークを広げ、より強固な「つながり」を築いていくことが目標です。

 個人としてのキャリアパスの一つに、学位を活かして学術的な成果を上げ、会社にも貢献することを掲げています。技術者としての経験を積み重ねながら、現場の知見を学術的な形に昇華し、会社の技術力向上に寄与したいと考えています。自分自身の成長が会社の発展、さらには日本の技術レベルの向上につながる、そんなキャリアを築いていきたいです。

コーンズテクノロジーは豊富なノードを持ちながらも、まだ活かしきれていないリソースがあると感じています。例えば、顧客リストやサプライヤーとの関係をさらに強化し、新しいリンクを見つけてつなげることで、ビジネスを拡大する道を切り拓いていきたいです。これまで存在しなかった新しい道をつくり、その道の「主役」になれるよう努力しています。

 これからも周囲を巻き込みながら、新しい技術や市場を開拓し、会社の成長に貢献していきます。自分の成長が新しいビジネスチャンスにつながり、コーンズテクノロジー全体の発展を支える一翼を担えることにやりがいを感じています。これからコーンズに加わる皆さんと共に、つながりを強化し、新たな可能性を広げていけたらと思っています。

Career Pathキャリアパス

  • 1社目中学校及び高等学校にて情報学教諭として10年間の指導経験を持つ。
  • 2社目音響会社のインイヤーモニタ製造部門で5年間勤務。 量産システムの自動化ソフトや音質評価ソフトを開発し、デザイン、顧客評価、マーケティング、 企画にも携わる。ソーシャルサイエンスに関心を持つ。
  • 3社目大学院で5年間、ビッグデータを用いたソーシャルサイエンスを研究。 国際貿易における民族ネットワークの影響、企業内のダイバーシティと企業成長、ミスインフォメーション と株価変動の関係性などを研究。 サプライチェーンの第一人者である教授の論文に魅かれ留学を決意。 大学院卒業後、コーンズテクノロジー入社。