2022.01.22

【赤外線多成分計】紙の水分を正確に測って反りを改善、クレーム&返品の削減に貢献

事例紹介

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コーンテクノロジー
この記事の監修者
コーンズテクノロジー編集部
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<製紙業界、コルゲーター業界>
紙の水分を均一にして反りを改善、クレーム&返品の削減に貢献

製紙業界のあるメーカー様では、製品である紙や段ボールが製造時に湿気を帯び、反ったり丸まってしまうことに困っておられました。

 

お客様のお困りごと

紙やダンボールなどの板紙が水分・湿気によって反り返ってしまい、製品品質を落とすことにつながっていた。

 

コーンズテクノロジーからのご提案

  • 赤外線多成分・膜厚計 (水分・膜厚・コート重量・フィルム厚測定) 『710eシリーズ』

 

導入のポイント

>> 特殊なアルゴリズムで板紙の色に関係なく測定できた。
→正確な水分測定によって、製造工程で紙の幅方向の水分量を均一化することが可能に。結果、反りが改善・解消できた。

>> 周辺環境からの湿気、外乱光、湿度温度などの影響を受けず、高い精度で測定できた。
→​赤外線を用いた測定器では一般的に測定物の色によって測定結果に影響を受けると言われているが、赤外線多成分・膜厚計『710eシリーズ』が持つ特殊なアルゴリズムによって、段ボール板紙などの表面色による影響を受けることなく、1本の検量線で測定できた。

赤外線多成分・膜厚計『710eシリーズ』の導入によって板紙の反りを改善することができ、製品の品質が向上してクレームや返却が少なくなったとご満足いただけました。

紙、段ボールなどの水分量測定にご興味がございましたら、お気軽にお問合せください。

 

この導入事例でご紹介した製品はこちら

【Series 9 Web Gauge】オンライン近赤外線水分・膜厚測定器(水分・膜厚同時測定)

水分・膜厚・多成分測定器

WET測定・DRY測定対応で製品品質の均一化・塗料削減に貢献
  • シート状の紙やフィルム等の塗工量・水分量測定
  • WET測定・DRY測定に対応
  • 塗工剤の使用量(塗布量)の調節により、塗料のムダ削減に貢献
  • 測定結果の即時確認で操業効率・生産UP
  • 高精度の膜厚・水分量測定が可能、製品の品質向上・ロス削減
  • 調整(キャリブレーション)頻度が非常に少ない長期安定性